スマブラは作曲編曲家もオールスター
どうもこんにちは、ギガバスです。今回は去年に継いで #スマブラAdventCalendar2018に参加させてもらいました。寝椅子さんいつもありがとうございます!
今回は最後の最後まで悩んだんですが、新作からはすべてのステージが戦場、終点化できるようになるということでいろいろな曲が戦っている間流せるようになりました。そこで最初の予告と違いますが個人的に好きなスマブラ4のBGMとそれを作曲・編曲した方々を簡単に紹介したいと思います。何より今更カスタム記事書いても流行らん。
スマブラの音楽陣は豪華豪華よく言われるけどどんな方がいるの?という人は多いと思ったので、お暇な人はどうぞ。
- 作:近藤浩治 編:土屋昇平(ZUNTATA) 「謎の村雨城メドレー」
- 作:森下弘生 編:中鶴潤一 「if~ひとり思う」
- 作:甲斐敏夫 戸室仁人 編:増渕裕二 「PAC-MAN'S PARK/BLOCK TOWN」
- 作:増田順一 編:古代祐三 「戦闘!トレーナー(ポケットモンスター X・Y)」
- おわりに
作:近藤浩治 編:土屋昇平(ZUNTATA) 「謎の村雨城メドレー」
作曲のほうの近藤浩治さんは言わずもがな『スーパーマリオブラザーズ』の曲を作った人。他には『ゼルダの伝説 時のオカリナ』の曲全て(作曲)、『スーパーマリオギャ
ラクシー』のエッグプラネット。最近だと『スーパーマリオ オデッセイ』の「スチームガーデン」など。ゲーム音楽の父とも呼ばれてます。今聴いても「地上BGM」って完成度高杉。オーケストラで聴いたときはこんなにも展開する曲なんだなあと感動してしまいました。
土屋さんは昔はフロムソフトウェア、今はタイトーの人。作曲を手掛けた作品は『ダライアスバースト』『メタルウルフカオス』など。スマブラだと「かっぺいの歌」も編曲されてます。
ダライアスバーストの「Good-bye my earth」「The world of spirit」すごい好きなんですよね....。一度は聴いてみてください。シューティングの曲は聴いていると集中しやすいので好きです。やっぱシューティングは1発当たると終わりって言うのがあるからですかね?緊張感も持てて試合前とかよく聴いてたりします。
「謎の村雨城メドレー」は3DSのバルーントリップ、WiiUのダックハントで流れる曲。主旋律がトランペットとサックスと笛っていう、まさにチンドン屋構成。時折後ろで入ってる女声も土屋節って感じでほんと好き(語彙力0)。ストリングスとベースの使い方が昭和風で少しノルスタジーを感じさせてくれ、2分間飽きず、1ループが短いと思わせず、聴いてて楽しい!
書いてて思ったけどチンドン屋ってわかるか?
作:森下弘生 編:中鶴潤一 「if~ひとり思う」
森下さんはIS(インテリジェントシステムズ)所属。『ファイアーエムブレム』シリーズを主に担当されている作曲家です。有名な曲といえば「「I」~為」、「遠征~炎」。どちらも原曲でスマブラ4に入ってますので是非。
中鶴さんはナムコ所属。『ソウルキャリバー』シリーズ『エースコンバット』シリーズなどの作曲をした人。スマブラだと『ベヨネッタ』の「Theme Of Bayonetta - Mysterious Destiny (instrumental)も編曲されています。これはベヨネッタ参戦‼︎の後半で流れてましたね。サックスはエロい。
「if~ひとり思う」はカムイ参戦‼の時に流れていた曲です。
【スマブラ3DS・WiiU】カムイ参戦!! - YouTube
これを聴いたときからファイアーエムブレムの曲をあさりまくりました。よくアクションを主にやっていたのでシュミレーションゲームはちょっと手を出しづらく、あまり知らなかったんですよね。「if~ひとり思う」は原作の『ファイアーエムブレムif』内でもアレンジされていてどれも良いので聴くことを是非お勧めします。
このアレンジですが、基本は管楽器で構成されてます。が、裏でなっているギターがいい感じに締めてくれてるし、2分頃からの転調はたまりませんね。このアレンジ始まり方、まさに戦いの幕が上がるような感じで絶対に大会に合うと思うんですよ…早く流しながらガチガチのタイマンして盛り上がりてえなあ...。
作:甲斐敏夫 戸室仁人 編:増渕裕二 「PAC-MAN'S PARK/BLOCK TOWN」
ナムコと言ったら甲斐さん。甲斐さんは『パックマン』の作曲者です。パックマンは本当に凄くて当時みんなやりに行ったらしいですね(父情報)。ナムコのゲームではゲームスタートBGMの「スタート」を筆頭に様々な所で『パックマン』の効果音や音楽が流れるゲームが多く、愛されてるんだな〜と感じます。
戸室仁人さんは1985年までナムコにいた人で『ディグダグ』や『ゼビウス』の曲を手掛けた人。「BLOCK TOWN」は『パックマニア』の曲で、戸室さんが作曲。「PAC-MAN'S PARK」は甲斐さんと戸室さんの共同作です。
増渕さんもバンダイナムコのサウンドスタッフで主に『太鼓の達人』シリーズの曲を担当。譜面も作ってたりします。有名なところだと(いうてドンだーにはメジャーなだけ)「〆ドレー2000」の編曲や「亜空間遊泳ac12.5」などのacシリーズの作曲。自分でギターやベースを演奏してそれを編曲するなど器用な人です。
「PAC-MAN'S PARK/BLOCK TOWN」はパックマン参戦‼の時に流れていた曲です。「if~ひとり思う」もですが参戦PVで流れると印象に強く残りますね。
この曲は楽しさ満載ですね。イントロからしてわくわくするようなリズムで始まりコロコロとした音がかわいらしい感じを出しつつ2、3転しながら戻ってくる…一つの短編コメディアニメみたいな流れがあると思います。
原曲のほうでは裏の音だったのを主旋律に持ってきてたりと原曲をただなぞらないだけのアレンジなのも新しい発見があって◯。こちらはガチガチの対戦で流すというよりは乱闘の時の方が映えそうです。楽しくなりたいときに流したい曲ですね。
作:増田順一 編:古代祐三 「戦闘!トレーナー(ポケットモンスター X・Y)」
増田さんは株式会社ゲームフリークに所属しているゲームクリエイターでありながらも作曲も手掛けている人。ゲームフリークはポケモンで有名ですね。『ポケットモンスター 赤/緑/青/ピカチュウ』の曲は全て増田さんが担当してます。主に作った曲は「せんとう!ギラティナ」「せんとう!ウルトラネクロズマ」など。
「せんとう!ギラティナ」めちゃくちゃ好きなんですよね、増田さんの作る曲はかなり独特で、特にこの曲は増田節バリバリで聴いてて訳わかんなくなるので機会あれば聴いてみてください。
古代祐三さんは日本屈指のゲーム音楽作曲家で、日本ファルコムに所属していたこともありますが、現在では自分で設立した株式会社エインシャントの代表取締役を務めています。"こだい"ではなく"こしろ"なので注意。最近はアトラスの世界樹の迷宮シリーズのBGMを担当しており他にも『イース』シリーズ『湾岸ミッドナイト』シリーズなども手掛けてました。古代さんはゲーム機を最大限に活かして曲を作るのが非常に上手く、SCF時代その音楽を聴いた植松伸夫さんかは衝撃を受け、当時開発中だったファイナルファンタジーIV(SFC)に使われる音源を作り直したとか。
またまたで申し訳ないのですが「戦闘!トレーナー(ポケットモンスター X・Y)」は◥θ┴θ◤参戦pvに流れた曲です。
この曲は先ほど紹介した「PAC-MAN'S PARK/BLOCK TOWN」と違い原曲に忠実にアレンジされています。が原曲と違いブラスが強めに入っているのが個人的にポイント高いです。ブラスが強めに入っているとアニポケのアレンジを彷彿させますね。最後ループする前に焦られさせるようなメロディ連打は対人戦特有の心理戦を表してるようでタイマンだとめちゃくちゃ合うと思うので早くタイマンでやりたいですね。
おわりに
一部ではありますが紹介させていただきました。調べてるとこれだけの色んな会社の作曲家が関わっているとスマブラのサントラが出ないのもなんとなくわかり、例えばこのベヨネッタの曲。
これを見れば一つの曲に色んな人、会社が関わりすぎてるのがわかると思います。
そんな曲が最低でも500曲ほどくらいあるスマブラの異質さが分かって貰えば幸いです。
まじめに書いてたつもりがウメブラファイナルでそれどころじゃなかったのでここで一旦終わらせます。今度また曲を少し追加すると思います。特に新作の曲とか。
スマfor最高!!!、!!ありがとウメブラ!!!!!